2.今の生活費を確認しよう

こんにちは、masayukiです。

次は今現在のあなたの生活費を確認しましょう。これから事業を始めたら数字との睨めっこが続きます。まずは身近なご自身の収入と支出を数値化しいくら利益(プラス)がでているかシミュレーションを行なってみましょう。月によって費用は変動するとは思いますが、まずはひと月前の収入と支出で計算してみましょう。

収入

給料 月々の収入です

支出

家賃 月々の家に住むための支出です
通信費 携帯電話の使用料やインターネット代です
水道光熱費 電気代、ガス代、水道料金です
保険医療費 月々の保険の支払いや医療にかかる費用です
税金 消費税は含めません。わからない場合は飛ばして大丈夫です
食費 食にかかるすべての費用です
被服費 洋服や靴など購入費用です。
日用品費 トイレットペーパーや洗剤など日常で必要な費用です
娯楽費 遊びに行ったりサブスクであったり遊ぶための費用です
その他 どこに入れて良いか変わらない費用はとりあえずその他です

収入と支出を差し引いてプラスはおいくらでしたでしょうか。もしくはマイナスが出てしまいましたでしょうか。常にプラスでいれたらそれに越したことはありませんが、今回はシミュレーションでは貯蓄を入れていないため、少しまとまった支払いがあった場合はどうしてもマイナスになってしまいます。ですので、プラスの方もマイナスの方も今月は気にせず先々月、そのまた前の月と順にシミュレーションをこない1年間の収支を計算してみましょう。

記録がない場合は先月×12ヶ月でも大丈夫です。年収は大体の方がご存知かと思いますが、年の支出はあまり計算したことがないかと思います。思いの外、支出は多かったのではないでしょうか。

貯蓄を増やすためには、収入を増やす、支出を減らす、この2種類の方法に別れます。現状収入は固定されていて増やせないものかと思いますので、支出を見直してみましょう。
支出の中でも、固定費と変動費の二つの支出があります。毎月ほぼ決まった額支払いがあるものを固定費と呼びます。
私は家賃、通信費、水道光熱費、保険医療費、税金の5つを固定費と考えています。月々の使用量で若干変動はありますが、ほぼ毎月支払い金額が固定の費用です。年払いの費用もあると思うので12ヶ月分の平均値を出して月々の支出に入れましょう。年払いを月々の費用に入れる感覚ができていると、後々事業を始めた場合に所得税を毎年ひと月にまとめて支払うときでも焦らずに対応ができます。稼いだ分あるだけ使ってしまって所得税がまとめて支払えない!という事業主も多々いらっしゃいますので、今のうちに気をつけておきましょう。

固定費とは違い意図しないと毎月の支出がバラバラになる費用のことです。
変動費は、食費、被覆費、日用品費、娯楽費、その他です。
支出を抑えるためにはこの固定費を工夫する必要があります。外食が多ければその回数を減らしたり、毎月服を買いすぎていないか、カラオケや月額サービスを利用し過ぎていないか、など支払いをコントロールできる部分はコントロールして収入と支出のバランスを整えていきましょう。

収支のシミュレーションで変動費が多くてマイナスが出た場合は節約の方法が思い浮かびやすいので修正がまだやりやすいです。
ただ固定費を減らさないと収支プラスにならない場合は、生活そのものを見直さなければなりません。今の生活を維持するためには収入少ない、と判断できてしまいます。このまま事業を始めた場合はさらに費用がかかります、収入を今でたマイナスより増やさなければ成り立ちません。より一層収入にシビアなビジネスモデルが求められます。正直なところ生活がギリギリの状態でしたら起業ではなくより収入のよい企業への転職をお勧めしたいです。生活基盤が安定していない状態での起業は精神的にもしんどい思いをすることが多くなります。

厳しいですが、このシミュレーション自体が面倒だと感じる場合は起業は一旦やめておきましょう。イメージでこれくらい稼げる、うまく言ったら大儲け、という漠然な考えしかできない状態にあると思うので、あなたがどれだけ収入を得て、どれだけ支出をした結果どれだけの利益が出てくるのか、を客観できに説明できる程度にはビジネスモデルを今後必ず考えなければならい段階がきます。

ここではご自身の現在の収入と支出を見直していただきました、どんな結果が出た方も収支に対する考え方を少しでも垣間見ていただけたかなと思います。

 

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